男女とも更年期の体調不良は東洋医学的体調ケアが安心

 一般的に、男女とも50歳前後のおよそ10年間のホルモン変化によって、人間の体は大きく変化します。生理的に女性の方が顕著ですが、男性にもゆっくりした変化があります。疲れが取れない、のぼせ、熱感、頭痛、体が重い、疲れやすい、イライラする、落ち込みがちになる、不安感が強くなる、眠れない、肩が凝る、五十肩になる、腰痛、関節が痛む、太る、腹部に脂肪がつきやすくなる、血圧が高くなる、などなど個人差がありますが、いろいろな症状で悩む人が多くなります。

 そのままにして改善する人もありますが、ほっておいて慢性体調不良の原因になることもあります。だから、更年期はセルフケアが今後の健康を決定していく大切な時期ともいえます。お薬を使わない鍼灸治療は、体に優しい更年期ケアです。副作用もありませんのでお勧め致します。

 鍼灸治療では、東洋医学の大きな弁証プロセスで、虚実、寒熱、表裏、陰陽を見極めます。特に、体の状態を虚証か実証かに分けて治療することが重要です。しかし、更年期の場合は、頭のほうが実証で火のようになっているのに、腹部や足のほうが冷え込んで力ない虚証になっていることが多々あります。虚実混在していて、しかも毎日状況が変わることもあるので、治療が難しいと言われています。頭痛がある場合も注意が必要です。 

 

更年期というと、女性を思い浮かべますが、実は50代の男性にも慢性的だるさや、なんとなく調子が悪い、五十肩のような症状が治らない、などの症状を持ち、気にしないようにしているけれど、実はつらい、というお客様が多いのです。

 

 マミ鍼灸院では、おひとりおひとりの声に耳を傾けるだけでなく、脈診、血圧測定、腹診、触診などで丁寧にチェックしながら、将来の健康につながる施術を組み立て日常生活のカウンセリングをいたします。  

  お灸は体を温め、自律神経やホルモンバランスの安定に役立ちますが、三陰交などの陰経治療に重点を置く婦人科系症状に加えて、更年期の場合は陰陽バランスを取るツボの選択と弱刺激が改善のポイントになります。過去に強いマッサージなどで体調を崩されている方も、自律神経への弱刺激と陰陽バランスを考慮する施術が大切と考えます。

 当院では鍼灸施術の効果を上げるために、タイの伝統医療に使われるハーバルボールや和漢植物オイルのホットストーン(温熱石)でマッサージをいたします。ウコン、ケイシ、コブミカン、レモングラス、ジンジャーなどのタイ伝統ハーブと溶岩石の赤外線効果で効率よく血行を促します。極上のひと時をお過ごしください。

更年期ケアコースでは、ハーバルボールケアオプションは付帯しております。

初回 1,5000円
およそ90分

二回目以降は割引あり

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